2003-04-02 第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
こういうことで、ニューエコノミー論がアメリカの中で盛んに議論されたんですけれども、二〇〇〇年を天井にしてITバブルがはじけた、そしてIT不況が起こったと、こういう現実があるわけですね。 そういう状況の下で一体どういうふうに今日を見るべきなのか。
こういうことで、ニューエコノミー論がアメリカの中で盛んに議論されたんですけれども、二〇〇〇年を天井にしてITバブルがはじけた、そしてIT不況が起こったと、こういう現実があるわけですね。 そういう状況の下で一体どういうふうに今日を見るべきなのか。
それほどの強気でありまして、ニューエコノミー論が、まさに信じられないようなニューエコノミー論が当たり前のように言われているような謳歌した時代でありました。三年後、テロのせいもありますけれども、御承知のように一万ドルを切るということでございます。
先生がニューエコノミー論ということをちょっとお触れになったわけでありますけれども、私自身は、今統計的にアメリカの強さ、具体的に言えば生産性の向上というふうなものが表面に出てきておりませんけれども、しかしながら、やはりアメリカがデジタル革命という動きの中において非常に強くなってきているのは事実であります。
一説には、これから好景気、不景気の波はもうなくなったんだ、ニューエコノミー論まで飛び出しておるというような現状でありますが、私は、このアメリカの経済の状況というのには一抹の疑問と、そしてまた不安も持っておるものでございます。
今尾身長官から御説明をいただきましたが、アメリカは本当に九一年の三月以来ずっと景気の堅調さが続いておって、今までのように景気が循環をするという、その循環をしないような経済になったというようなニューエコノミー論というのも出ているわけでございます。